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リーダーシップ、そしてバス釣り

サーバント・リーダーシップ入門

数年前に買って読めてなかったですが、ようやく読みました。 金井先生、いつも(本の中で)お世話になってます。

リーダーシップとは?

フォロワーが「この人ならついていきたい」と自然とついてくる状態。 それは、誠実さなどの人間性、世界観などのビジョン、背負っている覚悟・コミットメント、能力などに信頼しているからこそ、自然とついてきてくれる。

サーバント・リーダーシップとは?

強引に目標やミッションを押し付け、仕事をさせるのではなく、メンバーがやりたい!と思える状態になるよう導き、付き添うようなスタイルなんだと思う。本では、サーバントは奉仕・尽くすとある。メンバーの事を心の底から支え、行くべき方向にいけるよう尽くす事。

但し、召使の様に寄り添うのとは違う。あくまで、メンバーの為に、成長のために奉仕の精神を持つこと。

ビジョンが重要

ただサーバントであれば良いわけではない、部長なのであれば、部署や組織の未来のあるべき姿を描き、そこに行くのだという高いコミットメントが必須だと考える。それがないと、方向性が見えず、ただメンバーがやりやすい方向に行くだけ。それでは会社、組織の成長は見込めない。

なので、リーダーが一番ビジョンを描き、それをメンバーが目指したいと思うまでいい続け、ただ押し付けるのではなく、寄り添う様に支え続けることが必要だと考える。

目先のコトに寄り添うべきか?

そう考えていると、目標を見失い、パワーをなくしているメンバーに優しく寄り添うべきか?と考えることがある。 本当に大事なことは、現状に寄り添うのではなく、未来に寄り添うべきであるから、ただ手を差し伸べることがいいとは限らないケースもある。

本当にメンバーが成長し、あるべきものをつかめるようにするためには、時には厳しい事を求め続けることも必要なのかもしれない。